soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

2015/12/03 Neon Indian @ CONPASS

インドではなくアメリカのモダン・ニューウェイブ系バンド。


楽しかったー!妖しさ爆発なのに楽しさいっぱい!


ボーカルのアランはめっちゃイケメン濃いファイスなのに顔が大きくて身体が小さめで……まさに新譜ジャケで感じる違和感がそのまま目の前に;
遠近法とかでおかしいとかじゃなくてリアルなんだなぁ。それが良い感じにエキセントリックだった。


キレッキレの奇妙なダンスをしながら歌ってて想像してたよりだいぶアグレッシブ。動きまくりでThe Drums……もしくは江頭を思い浮かべました。こんな感じなのねー。”オリエンタルなパレ・シャンブルク”なんて言葉が頭をよぎったり;


ドラム(電子ドラム?)、ベース、ギター、キーボード、ボーカル本人の5人バンド形式でした。タイトな演奏で踊らせてくれる。ボーカルがちょい後ろに引っ込み気味だったかな。バンド全体からギーク感が漂ってて濃い空気出してました。


セトリは新譜中心に2ndから2~3曲。アンコールに「Polish Girl」。新譜の曲はめちゃくちゃイイなぁ。一曲目がこれまた濃いイントロの「Dear Skorpio Magazine」で開始5秒でNeon Indianワールドに連れてってくれました。


「Annie」や「61 Cygni Ave.」みたいなスカのリズムのギターもある。でも良い意味でギターが音に埋もれててありがちな裏打ちグルーヴではなく”スカのリズムもあるけどあくまでも1要素。全体の混沌としたグルーブが個性”ってな感じでした。


サイバーパンクなぐしゃっとした音像とオリエンタルな妖美ポップ感は想像してた通り。あのクネクネと踊りたくなる江頭的なグルーヴは予想外。アンコールも含めて1時間ほどの短いライブだったけどどっぷりワールドに浸からせて頂きました


そんなかなり奇抜な動き&音のステージングだったけど、Neon Indian本人はナイスガイ・オーラが出まくり。
よく笑うしお客さんの目をよく見るし。喉が限界と言いながらもアンコールでは予定より一曲追加してやってくれたみたい!