2015/12/06 Nabowa ＠ 梅田シャングリラ

nabowaのワンマン～。

12月ゆえクリスマスっぽい曲を演奏してスタート。途中からなんか聞き覚えあるフレーズ……「SUN」だ！
そのままスムーズに「SUN」へ！
そうきますか！ってな意表をついたスタートで沸かせて一気に会場の空気をモノにする。

そのまま歌い上げるヴァイオリンが全面に出たまさに”No violin、No nabowa”なライブでした。ほっこりした〜。
ヴァイオリンの表現力がめっちゃ上がっててエモさハンパ無かった！あの感情のこもりっぷりはもはや演歌です。

ドラムのスネアの速さはすごい。テクニックより感情的な部分で勝負するようになった気がする。
ギターはオルガンの音色になるエフェクタが面白かった。ギターであんな音が出るのね。

抜けてるMC。音は関西らしくない上品さだけど笑いのセンスは関西なのがnabowaですな。

「So Fat」でロックな大盛り上がり。「Pulse」は無し。
テクノ的に踊らせる要素はほぼ無くなってて"インスト･バンド！"って印象でした。この路線ならCM曲とか映画劇伴とか増えそうな気がするなぁ、なんとなく。
実際に”広島のテレビに提供した曲”ってのを披露してました。関西じゃ聴けない曲。良い曲だった。

前半から感動的なメロディが噴出しまくり。中盤でちょっと和やかに。最後はエモく。
最近のnabowaのライブ見てて思うのが”常にクライマックスよなー”と。普通のバンドならラスト付近のエモさを2、3曲目ですでに発してる。

そのエモさゆえ解散ライブ見てるみたいな感覚になります。"解散しそう"じゃなくて"解散ライブばりに感情が充満してる"って意味で。